「ハードセルツァー」市場

アルコール入り炭酸水カテが有望に

飲酒率減少の救世主となるのか、コカ・コーラ社が世界20か国以上で販売している「トポチコ ハードセルツァー」が日本でも発売された。ハードセルツァーとは、アルコール入り炭酸水のこと。2013年に米国で生まれた、スッキリとした後味でグルテンフリー、低カロリー、低糖質などを特徴とする低アルコール飲料(度数5%)だ。ビールを除く低アル飲料カテで、19年は17%だったシェアが24年には44%にまで成長すると見込まれている。健康志向が強く、酔うために酒を飲むのではない20代をメインターゲットに据え、「決めつけないのがルール」をキーメッセージとして掲げている。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。