「ライドシェア」市場

アプリマッチングで世界市場が急拡大中

タクシー業界などからの反発もあり、国内では事実上禁止されている「有償ライドシェア」(いわゆる相乗り)事業だが、海外での市場は年平均20%のスピードで急拡大、2020年時点の世界市場規模は890億5000万ドル(約9兆9000億円)という。現在、アプリなどでマッチングするスタイルが主流となっており、事業者が自らのプラットフォームで一般ドライバーと乗客を仲介し、一般ドライバーが自家用車を用いて有償の運送サービスを提供する。米国のUberやLyft、中国のDiDi(ディディ)などが有力。価格が割安といったメリットの一方で、トラブルや防犯上の不安などのデメリットも今後検討されるだろう。

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