電流と温度変化でカラー・コントロール
毎年の流行色や季節性を気にかけてファッションセスを磨く必要はもうなくなるのかもしれない。このほど米国研究チームが、電気制御で色を変えられる繊維「ChroMorphous」を開発。温度変化で色が変わる色素で染めた繊維に編み込んだ細い金属ワイヤーに電気を流して温度を制御する。電流によってワイヤーの温度を上げ、色素の色を変化させる仕組みだ。この技術によって、その時の気分に合わせ色や模様を変えられる服やカバンが実現するということだ。もちろん、気温によっても色も変わるし、色素の作り方である程度コントロールできるという。SFの世界がまた一つ、現実のツールとなった。
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