VFRねらいの訪日客

ヒトがヒトを呼ぶ好循環

2023年の訪日外国人客総数は優に2000万人を突破しコロナ禍以前を超えるようだ。ダメージから回復したインバウンド需要だが、今後増えそうなのが、「VFR(Visiting Friends and Relatives)」。これは、日本国内に居を構える友人や親族を訪ねる目的を持った旅行のこと。海外ではいわゆる観光目的に次ぐ市場として広く認知されているという。物見遊山に比べ、リピート率が高い点も期待できる。在留外国人が増加傾向にある現在、人が人を呼ぶ方式(SNSやクーポンなど)を積極的に活用するなど、新たなビジネスチャンスが広がっていると言えそうだ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。