「デジタルノマド」な人生

リモートワーク時代の世界的遊牧民

「デジタルノマド」とは、リモートワークを活用して、世界中のさまざまな場所を旅しながら暮らすライフスタイルだ。なにもデジタル族だけでなく、ファミリー層からリタイアシニアまで、多彩なノマドが増えているという。ある調査では、自分をデジタルノマドだと考える米国人は1700万人超に膨れ上がっている。コロナ禍と併せ、各国のビザ取得の簡易化が追い風となった。デジタルノマドによる国境を越えた移動・流入は、その消費によって、世界中の市場・地域経済に小さくはない影響を及ぼしているという。日本でのリモートワークが今以上に拡大するかは不明瞭だが、その経済活動が地方・地域を潤す一助になるのは確かだ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。