2025.02.04 01:46「子ども専用タクシー」安全配慮のUber Taxiキッズ版Uber Japanは、13歳から17歳の子どもが保護者の管理のもと、スマホアプリで簡単にタクシーを配車できる「Uber Teens」のサービスを開始。子どもの通学・習い事の送迎で活用してもらい、家庭(特に母親)の負担軽減と、子どもが不慮の事件に出合う不安を解消するのがねらい。このサービスでは、子どもの乗車情報や現在位置を確認できるほか、正しい車両・ドライバーであることを乗車前に確認できる暗証番号設定や録音機能などで、利用する子どもの安全性を担保している。子どもの一人外出も安全な日本だが、この分だと「はじめてのおつかい」もタクシー利用の時代になる?
2025.02.04 01:35「ジェネリック〇〇」高品質で低価格な、さらなる代替品ジェネリック医薬品はすでに定着しているが、若年層では「ジェネリック◯◯」という言葉が「代替品」を指すスラングとして広がっている。たとえば、ダイソーが展開する300円均一ショップ「Standard Products」は「ジェネリック無印良品」と呼ばれているらしい。そもそも「安くて高品質」な無印良品も、今の若者にとっては「少し価格が高い」と受け取られているという。また、ドン・キホーテは、通常1万円以上もする高級ブランド香水の品質と香りに“近い”「ジェネリックフレグランス」を2000円程度で販売、シリーズ累計で約5万本を販売したという。プチプラ満足も品質軸が加わり、多様化しつつある。
2025.02.04 01:29なりたい職業は「イラストレーター」歌手・ミュージシャンはトップ10圏外へLINEヤフーが実施した「将来いちばんなりたい職業」について調査」では、全国の女子中学生のなりたい職業1位は「イラストレーター」。2位「教師・教員・大学教授」、3位「看護師」となった。7位には「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」が入った。ちなみに、1位「イラストレーター」になりたい理由は、「絵を描くのが好きだから」、「自分の好きなことを仕事にしたい」、「漫画やアニメが好きだから」などまだまだかわいい動機だ。ちなみに、昨年調査で2位だった「歌手・ミュージシャン」はトップ10圏外へ。最近続いた芸能界の不祥事も影響しているのかもしれない。
2025.01.06 00:58バイトして勘定払う中華料理店皿洗いやティッシュ配りで10分バイト 人出不足の店舗側と好きな時間で好きなバイトを選びたい若者の利害が一致、単発バイトやすき間バイト・サービスが拡大している。スポットワークサービス「メルカリ ハロ」は、「お金で払えない中華飯店」(新宿)を期間限定でオープン、 料理を食べるために皿洗いなどの「10分間のバイト」をする必要がある。メルカリ ハロは、現在サービス登録者800万人超で、先行するタイミー(登録ワーカー累計900万人)を追う。自社サービスの認知度アップや新規ユーザー獲得をねらい、同店で擬似的にスポットワークを体験してもらうキャンペーンというわけだ。
2025.01.06 00:43新テキスト通話ツール電話のように呼び出し、テキストでやりとり最近の若者はコミュニケーションの大半をLINEやSNSのDMで済ませているようだが、たとえば、LINEは今すぐ物事を伝えたいときには不便だ。アプリ「Jiffcy(ジフシー)」(穴熊社)は、急成長している「テキスト通話アプリ」 で、電話でもLINEでもない新しいコミュニケーションツールだ。相手を電話のように呼び出し、相手が出た途端にテキスト画面に遷移して、まるで話すように“テキスト通話”をするというもの。発信者が入力中のテキスト1文字ずつが、変換前から相手のトーク画面にリアルタイムで表示される。高速フリック入力であればストレスもない。今後はこのようなデジアナ融合の技術が歓迎される。
2025.01.06 00:30「ワンターゲット・ビル」子ども向けサービスをワンストップでショッピングやサービスのワンストップ化が歓迎されている中、子どもの教育向け専用施設が出現。2025年をめどに、中野区と横浜市の2か所に、「こどもでぱーと」ビルが開業予定。施設内には、託児所、幼児教室、学童、学習塾、スポーツスクールをはじめとした習い事教室をはじめ、親子カフェ、子どもクリニックなど子育て・教育機能を集積した複合施設で、コンシェルジュが常駐、送迎も行うという。また、子どもが安全に使えるデザインを採用、階段段差の高さを小さくしたり、非常時に避難できる滑り台を設けたり、柱などの角を丸くしたりするなどの配慮も。特定ターゲットの生活をフルカバーする試みだ。
2024.09.28 00:48都市で遊び、競う “ アーバンスポーツ “の急回転若者のスポーツ離れが世界的に懸念されているという。ゆえに、東京五輪ではスケートボードやサーフィン、クライミング、BMXなどが採用された。都市環境をうまく遊び、細かな凄ワザを競い合う新スポーツの魅力に多くの生活者が魅了される。■スポーツの原点として アーバンスポーツには、スポーツの持つ自由さと楽しさを満喫する、競技者にも観客にもスポーツの原点を呼び起こす魅力がある。優劣を競うものでなく、自らも仲間も観客も等しく楽しさを分かち合う。だからこそ、競技者は国籍に関係なく互いを称え合うのだ。主な種目としては、ボルダリング、BMX、スラックライン、パルクール、トランポリン、スケートボード、バスケ3×3などがある。国内競技者人口は約3000人、愛好者人口は約50万人...
2024.09.28 00:31「位置シェアラー」相手の位置情報を知ることで生まれるシン関係Z世代を中心に広がりつつある位置情報のシェアリング。お互いの位置情報を共有することで生まれる新たなつながり方が注目されている。博報堂と位置情報共有サービス会社による調査では、10代の約4人に1人が位置情報共有アプリの利用経験があり、年代が低いほど広がっているという。利用理由としては、待ち合わせのときに相手の現在位置がわかりストレスがない、互いにタイパよく行動できるといった実用面や、相手に気にかけてもらえる喜びといった情緒面、さらには予定にない偶発的な出会いが生まれるといった効能も評価されている。自他の距離感、プライベート感が進化している?
2024.09.28 00:26「PTAアウトソーシング」多忙な父兄、面倒ごとはカネで解決近年、全国でPTAの解散が続いているという。ボランティアでさまざまな活動の手伝いをする、通学路の見守りをするなどの負担が、多忙な共働き世帯の敬遠を生み、コロナ禍も追い打ちをかけたようだ。そんな市場に参入したのが、近畿日本ツーリストの「PTA業務アウトソーシングサービス」だ。PTA広報誌の制作・封入発送、WEBサイト作成、行事・ジムへの人材派遣、イベント企画・運営など実に幅広い。「負担を減らしたい」、「嫌々ながらやっている」といった父兄のストレス軽減ニーズをとらえたものだ。PTAや団地自治会などの業務外部化も一定理解できるが、地域のつながりという視点からはどうなのか。
2024.08.30 00:41働き方改革の多様化 “動的転職/静的退職“のそれぞれ働き方改革やコロナ禍が追い風となって、世代を問わず人材の流動化がますます加速している。転職を経て上昇していく人、第三者の助力を得て退職する人、退職はしないが企業の深淵に身を沈める人。まさに働き方はさまざまに多様に。■世代を問わず高い転職率 マイナビの調査では、2023年の正社員転職率は7.5%で過去最高水準が続いている。20代男女が34.0%ともっとも高いが、2021年以降、20代は減少傾向。逆に、30~50代のミドル世代の比率が高まっており、2023年では、転職者の約半数は30~50代のミドル世代となっている。 ■退職代行サービスが人気 転職のためにはまず現在の会社を退職する必要がある。2022年にサービスを開始した退職代行サービス「モームリ」(アル...
2024.08.30 00:31「リアルなSNS」飾らない、日常伝えるSNSが支持周到に準備した「映える」写真をアップしがちなSNSの風向きが変わってきている。フランス発の写真SNS「BeReal.」は、毎日1回、アプリから通知が届いたら2分以内に写真を撮影してアップせねばならず、普段通りの日常を映すことになる。LINEリサーチの最新の調査では、若者の流行ランキングで総合1位だ。2024年7月にリリースされたSNS「noplace」は、元Twitter初期のようなテキストのみのコミュニケーションで、現状では写真や動画は扱えない。代わりに、ユーザーのプロフィールやステイタス情報を重視する。本来のSNSへの先祖返りと言えるかもしれない。
2024.07.31 01:11「上下階セット貸し」老朽団地の賢いリボーン作戦各地のマンモス団理の老朽化や高齢化が社会問題となっているが、URの新たな取り組みが話題だ。築およそ50年、戸数は2160戸の取手井野団地で、4階と5階の2部屋を“セットで貸し出す”という販売策をスタート。これは、500室を超える空き室対策(特にエレベータがない4階・5階)と、50%を超える高齢化に対する活性化策でもあるという。家賃は、1物件4万円台のところ、2部屋セットで5万円台に抑え、4階は従来の間取り・5階は水回りを撤去したワンルームとし、2部屋合わせて92平米の広さを確保。上階をアトリエやスモールオフィス、コミュニティスペースとして活用するなど盛況という。