「低登山ブーム」

身の丈に合ったのんびりトレッキング

大手スポーツ用品店関係者らの感触によると、コロナ禍で盛り上がったキャンプブームは落ち着きを見せ、最近では、気軽に楽しめる次のアウトドアとして“低山ブーム”が起きているらしい。実際、足回りを固めるトレッキング用シューズやトレッキング用パンツ、容量20L程度の初心者用バックパックなどの売れ行きが好調だという。具体的には、標高は1000m前後で、日帰り前提で、初心者が挑戦しやすい低山がにぎわいを見せている。また、低いながらも人々に愛されている山々を紹介するNHK『にっぽん百低山』も静かな人気で、軽トレッキングブームは徐々に拡大していきそうだ。

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