老朽団地の賢いリボーン作戦
各地のマンモス団理の老朽化や高齢化が社会問題となっているが、URの新たな取り組みが話題だ。築およそ50年、戸数は2160戸の取手井野団地で、4階と5階の2部屋を“セットで貸し出す”という販売策をスタート。これは、500室を超える空き室対策(特にエレベータがない4階・5階)と、50%を超える高齢化に対する活性化策でもあるという。家賃は、1物件4万円台のところ、2部屋セットで5万円台に抑え、4階は従来の間取り・5階は水回りを撤去したワンルームとし、2部屋合わせて92平米の広さを確保。上階をアトリエやスモールオフィス、コミュニティスペースとして活用するなど盛況という。
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