低燃費・小回り・多積載に円安が拍車
軽トラといえば日本の農村を象徴するクルマだが、近年は米国を中心とした欧米で人気が高まっている。軽トラは日本独自の規格として進化したが、燃費が良く、小回りがきき、モノをたくさん運べるといった点に加え、最近の円安も追い風となった。サーファーや酪農家、ハンターなど購入層も幅広い。米国には同種の車種がなく、中古の軽トラも引く手あまたという。さらに、日本から海外向けに販売される軽トラ関連の純正部品が急増。2024年上半期の取引量は2022年同期比で約10倍になったという。日本でも同様の傾向は高まっており、AT限定の普通免許で運転できる小型トラックも発売されている。
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