正社員同様の保障で雇用の安定に寄与
多様な働き方が広がっている中、「短時間正社員制度」が徐々に浸透しつつある。育児・介護と仕事を両立したい、決まった日時だけ働きたい、定年後も働き続けたいといったさまざまなニーズに応えるため、勤務時間や勤務日数をフルタイム正社員よりも短くしながら活躍してもらうための仕組みだ。厚労省では、①期間の定めのない労働契約を締結している、②給与や賞与・退職金などの算定方法が同種のフルタイム正社員と同等であることをその与件としている。非正規な労働環境が蔓延する中、順調な拡大は困難そうだが、働き方改革の選択肢が増えそうだ。
0コメント