「シャウエッセン 夜味」

「夜に食べる」喫食タイムシフトに成功

日本ハムは、「シャウエッセン 夜味」を2024年10月から期間限定発売、初月は販売目標の3倍を超え、好調な売れ行きとなっている。パリッとした食感はそのままに、スパイスを効かせることで夕食需要に合う味付けにしたもの。これまでの既存品の購入者は主に50代以上の主婦層。家族の食卓のおかずとして、“朝と昼”に食べる割合が約8割を占めるろいう。一方、「夜味」は、既存品を30~40代の男性が夕食のおかずとして購入している点に着目、既存品では満たせていなかった顧客ニーズを取り込んだ。事実、カニバリはほとんど起きていないという。難しいタイムシフト・マーケティングの成功例だ。

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