「ジェネリック〇〇」

高品質で低価格な、さらなる代替品

ジェネリック医薬品はすでに定着しているが、若年層では「ジェネリック◯◯」という言葉が「代替品」を指すスラングとして広がっている。たとえば、ダイソーが展開する300円均一ショップ「Standard Products」は「ジェネリック無印良品」と呼ばれているらしい。そもそも「安くて高品質」な無印良品も、今の若者にとっては「少し価格が高い」と受け取られているという。また、ドン・キホーテは、通常1万円以上もする高級ブランド香水の品質と香りに“近い”「ジェネリックフレグランス」を2000円程度で販売、シリーズ累計で約5万本を販売したという。プチプラ満足も品質軸が加わり、多様化しつつある。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。