特殊インクボールペンで生体データを読み取る
生体データを常時読み取ってくれるウエアラブルツー ルは、ウオッチ型を中心に進化しつつあるが、ヒューストン大学が開発した新技術は、「皮膚に描かれた電子機器(drawn-on-skin electronics)」。普通のボールペンに、銀のような成分を含んだ特殊な半導体インクを詰め、診断用センサーを皮膚の上に描くだけ。生体データはBluetoothで送信される。インクセンサー回路が皮膚の凹凸に完璧にフィットするため、皮膚の伸び縮みや汗にも影響されない。無線充電で1週間は持つため、精緻な個人データが把握でき、しかも低コストだ。面倒な定期健康診断のなくなる日も近い。
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