駅と地域集落をリンクさせるマイクロつー^リズム体系
JR東日本子会社が、「鉄道」という強みを活かしたマイクロツーリズム事業に乗り出した。同社は、過疎高齢化が進む青梅線沿線の活性化のため、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体をホテルに見立てる「沿線まるごとホテル」事業を本格化させる。青梅線の無人駅2駅はホテルのフロントとしての機能を果たし、近隣の3つの集落と連携しながら、住民との交流や宿泊、さまざまな体験プログラムを展開し、“沿線まるごと”を活性化しようという試みだ。かつて過疎地域を切り捨てていったJRだが、その過疎資産を逆手に取った新事業だけに興味深い。
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