中大型バイク人気再燃

あの頃に戻りたいのか、中高年ライダー

2019年の国内の二輪車出荷台数は全体で33万1207台と前年比1.3%減だが、排気量251cc以上の中大型バイクの出荷台数は、合計で約4万1000台と前年比11.7%増となった。北海道ではバイク人気が過熱、札幌市の教習所では二輪免許取得希望者が殺到し新規受け付けを締め切る例も。販売店では、納車まで半年待ちの車種もあるという。メーカーも1970~80年代の名車のデザインを取り入れた新モデルを投入したり、中古バイクの月額サブスクレンタルサービスを模索。コロナ禍も追い風となり、バイク離れをしていた中高年ライダーも風を切る快感を再び、ということか。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。