「治療用アプリ」

処方される専用アプリが症状チェックやアドバイス

2014年の薬事法改正によって、いわゆるソフトウエアが医療機器として認められ、医師が治療用アプリを患者に処方できるようになった。「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」は、呼気中の一酸化炭素濃度を測定するCOチェッカーと患者のスマホアプリを連携させる仕組み。患者の状態に合わせてさまざまな指導をアプリに表示する。さらに今後は、大学医学部と共同開発した高血圧治療アプリやアルコール依存症治療アプリ、がん治療アプリなどの上市も予定されている。治療用アプリは数億円程度のコストで開発できるため、多様なプレーヤーの参入が期待できるという。

M-SearchLight

編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。