Twitterとの親和性?短歌ブーム再び
テレビでは芸能人の俳句番組が人気だが、SNSをきっかけに短歌を詠む20-30代が増えているという。140文字の制限があるTwitterは、短歌と親和性が高いとされる。「アイドル歌会」は、アイドルがTwitterで下の句を投稿、ファンは下の句を投稿し、「エモい」を共有するというイベントだ。古典的な和歌と異なり、自分たちが使っている言葉で詠むのが魅力だという。出版界でも短歌人気は上昇、月刊誌『短歌研究』の令和3年5月号は昭和7年の創刊以来90年の歴史で初の重版となった。若手歌人の歌集も重版で1万部超えのものも出てきている。SNSが文芸復興の一助となるのか注目したい。
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