地域で働き、出会い、経験を積む観光
コロナ禍も一段落しレジャー観光需要も復活しつつあるが、新しい旅のスタイルが提案されている。おてつたび社(渋谷)の展開する「おてつたび」は、日本全国の農家や宿泊施設、地域の催事など、人手不足の現場でお手伝いをする旅だ。2018年の立ち上げ以来、現在は1万6000人が登録している。受け入れ側の事業者数も47都道府県で600に上り、日帰り旅から1か月の長期まで事業者の事情に応じた日数が設定可能。もちろん報酬付きだ。参加者の半数以上は大学生など20代。それまで知らなかった(行きたいとも思わなかった)地域の産業や地元民との交流経験こそが新鮮なのだろう。
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