度数が選べる「スマドリバー」

アサヒビールが提案する「スマートドリンキング」を体現

アサヒビール子会社が2022年6月に開店させた「SUMADORI-BAR SHIBUYA」は、同じドリンクでもアルコール度数を0%、0.5%、3%の中から選べる仕組み。ターゲットはZ世代からミレニアル世代で、お酒を飲めない人でも「飲みに行こう」と訴求している。同社では、体質などでアルコールが飲めない、あるいは飲める量が限られるような「飲めない人」を対象としたマーケティング活動「スマートドリンキング」を提唱しているが、同店はこれを体現したもの。これまで、アルコールを飲めない人はソフトドリンクを頼むしかなかったが、メニューの選択肢が増えることで飲食店での楽しみ方も多彩になるというわけだ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。