「保育園留学」という奇策

保育児含め家族で短期移住体験

北海道の過疎の町・厚沢部町の認定こども園「はぜる」では、2021年11月から「保育園留学」を開始している。内閣府の一時預かり事業を活用し、 未就学児のいる家族が、1~3週間程度町に滞在し大自然に触れながら過ごせる「暮らし体験型保育サービス」だ。参加家族は、町内の短期滞在者用住宅「ちょっと暮らし住宅」で宿泊、Wi-Fi環境も整えられワーケーションも可能だ。さらに、野菜の収穫など食育体験プログラムも組み込まれている。参加者は30~40代の両親と子ども1人のケースが多く、1週間12万円6000円の費用が掛かるが、申し込み・問い合わせが殺到しているという。

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