「コーポレート・ベンチャーキャイタル(CVC)」

自前主義を捨て、オープンイノベーションへ

巨大メーカーの開発投資は毎年膨大な額に上るが、先端技術の進展は加速度的であって、とても自前(社内)だけのリソースさけでは対応できないのが現状だという。そのため、近年は大企業がスタートアップに投資する「コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)」の活動が広がっている。外部との連携で新事業を創出するオープンイノベーションにシフトする例が相次いでおり、この2年間は2倍を優に超えるペースで増加。急速なデジタル時代を迎えて新技術が次々に入れ替わるようになり、どんなに大きな企業でも自社だけで新たなビジネスを育てるのは難しい時代だ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。