次に映えるのは「♯地味メシ」

“見た目”から、「まっとう」食への原点回帰

「インスタ映え」もすっかり定着した言葉だが、最近は真逆の「#地味メシ」が話題になっている。2018年初現在、すでに1万件を超える投稿がある。投稿内容は、かつ丼、カレー、唐揚げ、焼き魚などの普段の定番料理。それらに共通するのは、全然“映え”とはいえないような“地味な”見た目。「♯地味メシ」のイメージを聞いたアンケートでは、「家庭的である」「健康的である」「親しみやすい」などの肯定的な印象が多数を占めている。無闇にビジュアルを気にするブームへの反動だろうが、一方で、和食再評価など「まっとうさ」への原点回帰への心理が働いているようにも思える。

2018年に来る、グルメキーワードは「#地味メシ」 | ホットペッパーグルメ外食総研「すべての人に、食で笑顔を。」

地味だけど美味しい、あえて「インスタ映え」の逆を投稿するのが流行る?今年話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」に、スマートフォンなどで写真を見栄えよく撮影する「インスタ映え」が年間大賞に選ばれました。しかし昨今、「インスタ映え」とは真逆の茶色を基調とした地味な料理「#地味メシ」のSNS投稿数が増えているのです。そこで今回は、「地味メシ」に関するアンケート調査を実施いたしましたのでその結果とともにその背景について解説いたします。「#地味メシ」投稿数は1万件超え!次世代トレンドは地味だけど美味しいへ2017年はSNS映え重視の「チーズダッカルビ」や「萌え断」、色鮮やかなカラフルな料理など、「インスタ映え」抜群のフォトジェニックグルメが人気を集めました。その一方で、最近では地味な見た目の「からあげ」や「生姜焼き」などの料理、いわゆる「#地味メシ」に注目の兆しが見えています。SNSでの投稿数も伸ばしており、Instagramでは地味メシ(めし/飯)の投稿数は10,915件(12/7時点)となっています。「#地味メシ」投稿はポジティブ効果あり!「地味メシ」人気NO1はカレーライス!「地味メシ」について「ホットペッパーグルメ外食総研」でアンケート調査を実施。Instagramに投稿された「地味メシ」の印象について、52%の人が「好感がもてる」、60%が「親しみやすい」「健康的である」と、ポジティブな印象を持つことが判明しました。今後のトレンドキーワードとして大注目です。そんな「地味メシ」の人気ランキングを調査したところ、1位はカレーライス、2位は焼き魚、3位はからあげという結果に。国民的「地味メシ」はカレーライスということが分かりました。食のプロが語る、

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