若者を惹きつける昭和のプロの底ヂカラ
バブル話を売り物にする芸人や「ダンシングヒーロー」(85年)が再ブレイクして話題だが、最近の10-20代では、「春一番」や「シルエット・ロマンス」といった70-80年代の「昭和の歌謡曲」が大人気だ。カラオケボックスでは当時のアイドル曲が唄われ、歌謡バーなどにも若いカップルが目立つようになったらしい。10-20代メンバーを中心に構成された、昭和歌謡のレビュー劇団「虎姫一座」も注目されている。今どきのシンガーソングライターとは異なり、昭和歌謡曲は、「売ること」に特化したプロ集団の仕事。大衆の心をつかむサビのメロディや卓越した歌詞などのパワーは強力。「昭和モノ」は今後も復活しそうだ。
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