本格化とガジェット化の二極・コンビニ食
ファミリーマートは「忖度」をテーマにした和風弁当「忖度御膳」を12月から数量限定で発売する。弁当ラインアップで最高額となる798円で、具材を題材としたメッセージを込めた。「この案件、うまくいくと、めでたい」(金目鯛)、「マメにお会いしたい」(ゴマすり)、「最後にこの思いを香の物に込めました」(そんたくあん)」などなど。弁当に限らず、コンビニ食が本格・本物路線を拡大している中、このような遊び心を活かしたメニューもまた、コンビニならではの策だ。ひとり勝ちのセブンイレブンへのチャレンジャー戦略として、洒落の効いたガジェット的な取り組みには一筋の光明が感じられる。
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