「だめライフ愛好会」

東アジアに拡がる若者のダメ連帯

「だめライフ愛好会」は、「だめがだめでいられる場所」をコンセプトに、2022年から活動している中央大学発のサークル。現在では全国の大学に波及し、30団体ほどは確認できているという。就職や結婚をせず、モノも買わず、最低限しか働かない生き方をめざす。「自販機小銭拾い」「葉桜を見る会(毎月開催)」などのイベントも開催してきた。同様の若者の動きは、中国の「寝そべり族」や韓国の「ペクス(ニート)連帯」、フィリピンの「タンバイ」(働かない人)など東アジア各国で見られる。どこの国の若者も、就職口がない、非正規卿で低収入、格差拡大など厳しい環境下でもがいている。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。