プロレスブーム再過熱

女性ファンを掘り起こすメディア戦略

K-1や総合格闘技などに押され、長期低迷が続いていたプロレスに観客が戻ってきている。老舗団体「新日本プロレス」の今年の観客動員数は全盛期を上回るとの予測だ。 V字回復の要因は、親会社による徹底したメディア戦略。プロレス選手個々人を「魅力的なキャラクター」と位置づけ、ネットや雑誌などでメディア露出を図った。その結果、以前は1割にも満たなかった女性ファンが全体の4割近くにまで増えているという。「押し」の選手を熱烈に応援するという消費構造を、プロレス界でも成立させたわけだ。このモデルは、将棋など他の地味な競技をも活性化していくかもしれない。


      https://zuuonline.com/archives/166879

M-SearchLight

編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。