女性ファンを掘り起こすメディア戦略
K-1や総合格闘技などに押され、長期低迷が続いていたプロレスに観客が戻ってきている。老舗団体「新日本プロレス」の今年の観客動員数は全盛期を上回るとの予測だ。 V字回復の要因は、親会社による徹底したメディア戦略。プロレス選手個々人を「魅力的なキャラクター」と位置づけ、ネットや雑誌などでメディア露出を図った。その結果、以前は1割にも満たなかった女性ファンが全体の4割近くにまで増えているという。「押し」の選手を熱烈に応援するという消費構造を、プロレス界でも成立させたわけだ。このモデルは、将棋など他の地味な競技をも活性化していくかもしれない。
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