罠のシェアリングサービス

居ながらにして漁師体験とジビエ肉が手に入る

猟師の減少によって、野生の猪や鹿が跳梁跋扈、生態系や農林業に大きな影響が出ている。その打開策の一助となるか、捕獲用の罠シェアリングサービス「罠ブラザーズ」(長野県上田市・山学ギルド)が注目されている。罠の所有権を購入し、その罠で鹿が捕れたら鹿肉として還元される仕組み。0日間限定で所有権(税込2万2000円)を購入し、罠を仕掛けるエリアも指定できる。猟師の活動に関するさまざまな情報をオーナー・コミュニティで共有、鹿の肉も分配される。都会に居ながら、狩猟を疑似体験でき、生態系保護という社会的意義にも貢献できるというわけだ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。