福井すべてを学びの場とする地域密着型
フクイサウルスなどが見つかった福井県では関連する地域おこしや観光振興が活発だ。このたび、福井県立大学に「恐竜学部(仮称)」が開設される(2025年4月)。恐竜・古生物コースと地質・古環境コースがあり、地域振興や産業育成にも貢献することを目指している。さらに、恐竜をコンテンツとして活用した観光や産業育成にも取り組む。たとえば、県立恐竜博物館と連携した教育・研究も実施予定で、展示・解説や模型組み立て、化石標本のクリーニングなどもカリキュラムに含まれるという。卒業後の進路が心配にはなるが、地域密着型の「知の掘り起こし」の試みとして注目したい。
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