ネコノミクスと家具職人とのコラボ
「猫に小判」とは、モノの価値の分からない人への皮肉だが、“ネコに家具”という動きはどうなのだろう? 著名な家具産地・福岡県大川市では、猫専用の家具の制作・販売にチャンレンジ、国内外から評判を呼んでいる。ベッドやソファなど人間用の家具を猫のサイズに縮小し、家具職人が木や竹など同じ材料と作業で作る。価格は数万~数十万円と高価だが、国内だけでなく、フランスやベルギー、香港などからも注文があり、生産が追いつかないものもあるという。衣食住遊美などの分野で拡大の一途をたどる“ネコノミクス”は、ついに伝統工芸技術との出会いを果たした。次は、ICTとの融合を狙っているに違いない。
0コメント