激増する「単発バイト」

人手不足と非束縛志向のニーズがマッチング

「働きたいときに働きたい」「勤務シフトに縛られたくない」・・・わがままにも聞こえる“短時間・1日だけ”就労スタイルが激増している。主な要因は人手不足。パート労働者の有効求人倍率は、13年1.24倍から2018年1.82倍と深刻。その中で、単発求人だけは求人倍率が1倍を切っているという。ヘルプバイト求人アプリ「ジョブクイッカー」の導入店舗数は18年に前年比3.8倍に、応募者数は4倍に急増している。イベントや工事現場などに限られていた単発求人だが、今では飲食店などに拡大、求人広告では人が集まらない現状をニッチ的に埋めているビジネスだ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。