個人情報を提供し、対価を得るビジネスモデル
個人情報の漏洩など珍しくもないご時世だが、生活者から個人情報を預かり、管理・統合して企業に提供することで利益を得るビジネスがスタート。「情報銀行」は、個人から許諾を得たうえで、個人についてより精緻なデータを収集し、企業に生データとしても提供する。パーソナルな基本情報のほか、興味カテゴリー、位置情報、購買履歴、移動や行動履歴、アンケート調査など多岐にわたる。提供を許諾すれば、参加企業から対価(サービスや商品・金銭など)を受け取れる仕組みだ。個人情報を“守る”ことから、反転攻勢に転じ、“稼ぐ”ツールとして活用することも一考に値する時代だ。
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