受験機会増で受験生・学校双方にメリット
最近の中学入試では、大学・高校入試にはない「午後入試」という聞き慣れないシステムが拡大中。これは、午後2時頃から始まる試験で、午前の入試のあと、午後に別の入試を実施する仕組み。1日で2回受験できることで、午前は第一志望校、午後は併願校といった効率的な受験機会となっている。受験生にとっては、受験チャンス増となるほか、午前・午後で同じ中学を受験し会場慣れできるといったメリットがある。一方の中学校には、受験料や入学金を得る機会を増やせるという思惑もある。“受験は1日1校”という固定観念を打ち破ることで、試験内容や選抜規準なども変革を迫られるだろう。
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