星野リゾートが提案するwithコロナ時代の地域観光
2020年中に運営数が全国45施設に拡大する星野リゾートが今後の観光コンセプトを提案した。これまで遠方や海外をイメージすることが多かった「旅」を、地域・地元に目を向けて楽しむ「マイクロツーリズム」を推進しようとするもの。施設を訪れたり、宿泊したりといった体験を通じ、地元を深く知るきっかけを提供する、また、感染対策と地域経済を両立するといった旅・観光のあり方を創造する方向だ。もともと、星野リゾート運営の施設では、地域の遺伝子を最大限に尊重するスキームとなっていたが、コロナ禍による旅ニーズの激変を受け、さらに国内観光・地域志向を先鋭化させたといえる。
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