「コオロギせんべい」の未来

無印良品が取り組む昆虫食の可能性

国連食糧農業機関(FAO)が食糧問題の解決のため昆虫食を推奨しているにもかかわらず、長らく「ゲテモノ」イメージが強かった昆虫食に変化が生まれつつある。無印良品は、オンラインショップで「コオロギせんべい」の販売を開始。徳島大の研究によって量産されたコオロギを使用。コオロギをパウダー状にしてせんべいに練りこみ、エビのような香ばしい風味が特長だという。コオロギなど昆虫には良質のたんぱく質が含まれ、栄養価が高い。原型をとどめない加工がされた食品であれば、さほど抵抗感もないかもしれない。遺伝子改変の食材よりははるかにマシということか。


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