究極の産直、「店産店消」

インショップの植物工場で新鮮野菜供給

生産者の顔の見える産品の購入意向は、安全・安心志向と共にさらに高まっているが、西友上福岡店3階に、「植物工場・リーフファーム」が開設された。栽培品種はグリーンリーフで、種まきから35日間で育ち、1日あたり240株を収穫・販売する。毎朝9時に野菜を収穫し、午前中には上福岡店の店頭に並ぶ。価格は1株137円。店内栽培のため、天候に左右されず、1年を通じて一定の品質での安定供給が可能。また、通常の露地栽培と変わらない栄養価で無農薬の栽培を実現した。地産地消ならぬ「店産店消」の実験であり、今後も、店舗と農地の近接意向は高まっていくだろう。


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