2021.06.27 23:39これも新手のフードテック? ‘’FX“と呼ぶべき変態ぶり身近で見慣れた食品がそのカタチを激変させている。四角いサカナやバー状の豆腐など、にわかには受け入れがたい形状だが、明らかに利便性は向上。DXならぬ「FX」(フードトランスフォーメーション)と命名すべき取り組みだ。■キューブなサカナは便利 全国のイオン系列店舗に登場した「トップバリュ パパッとできるお魚おかず」シリーズは、縦横約3cm、高さ約1.5cmの白いキューブ。12個入り。販売量は計画比1.5倍と好調なスタートだという。サーモンやサバなどが人気で、下処理済なので揚げ焼きや煮魚でも美味しいという。調理のハードルが下がることで、魚料理の頻度アップにもつながりそうだ。■麺やバー状に変態する豆腐 豆腐を麺状に加工した「豆腐干(とうふかん)」は、糖質が少なく...
2021.06.27 23:32世界の観光名所を「仮想旅行」ANAが提供するバーチャル海外旅行コロナ禍による旅客減少を受け、ANAホールディングスは非航空分野を強化している。2022年に、仮想空間プラットフォーム「SKY WHALE」とアプリを同時リリースする予定。仮想旅行では、自らのアバターを使い、友人らとチャットなどをしながら、3Dで再現された実在する観光名所などを訪れ、マイルでの買い物ができるショッピングモールなどを楽しめる。2025年度には延べ入場者数約5900万人、累計売上高はバーチャル広告収入を含め約3000億円を見込む。ターゲット顧客の約8割を外国人と想定。コロナ禍に関係なく、有望な事業領域となるだろう。
2021.06.27 23:25「R65不動産」65歳未満お断りの賃貸アパート独居の高齢者が急拡大する中、建物の老朽化や年齢のせいで住まいさがしに悩むお年寄りに朗報。「R65不動産」(杉並区)は、年齢を理由に断られることが少なくない高齢者向けに賃貸住宅の仲介を行う。同社サイトでは、北海道や愛媛県など全国各地で約1000件、都内では西東京エリアなど約200件を紹介している。高齢者は入居期間が短い学生と違い、一度入居すると長く住む傾向にあり、空室率を下げ、改修費用も抑えられるといった貸主へのメリットもある。今後は、福祉分野に限らず、高齢者限定のビジネスやサービスが支持を集めるかもしれない。
2021.06.27 23:19AIメンタルケア気軽にセルづチェックができる窓口サイトコロナ価で増えている“こころを病む”人びと。対面での相談や治療も難しい中、AIを活用した新たな取り組みが進んでいる。 国立精神・神経医療研究センターは、コロナ禍でのメンタルヘルスをサポートするAIを活用した非接触型のシステム実証研究を開始した。メンタルヘルス不調を自覚した人がスマホ等からアクセスできるWebサイト「KOKOROBO」を作成、基礎的な情報提供のほか、こころの状態のセルづチェックができ、その結果によっては専門家による受診を促す仕組み。進展しつつある遠隔医療の一環として、メンタルケアの気軽なセルフエントリーシステムは意義遣い。
2021.06.27 23:11「シスターフッド」な時代女性同士の関係性を描くコンテンツが急増中テレビドラマでは相変わらず男女の恋愛ものが幅を利かせているが、映画や文芸、ファッションの世界では、女性同士の連帯や絆を示す「シスターフッド」がキーワードになりつつある。『アナ雪』は姉妹の絆を描いたヒット作、『オーシャンズ8』はp-ル女性キャストのアクション映画である。純文学の専門誌である『文藝』」20年秋季号(河出書房新社)ではシスターフッド特集が組まれた。さらに、女友達受けのするファッションや、女同士で出かける消費が増えているという。時代の興味関心は、確実に男女から“女女”にシフトしているようだ。