2022.04.26 23:22もったいない精神の根本 ‘’物々交換経済圏“は拡大するか食品ロスが社会問題になっているが、洋服など生活用品の廃棄量も馬鹿にならないという。日本人にはおなじみの“わらしべ長者”にはなれないかもしれないが、不用品の物々交換によって“ココロの長者”は生まれるにちがいない。■拡大する物々交換市場 日本では“もったいない精神”の元、中古品・リサイクル需要が急伸しているが、米国の国際相互貿易連合(IRTA)によると、物々交換は記録に残らないため全体像を把握しにくいが、個人の物々交換組織や企業間バーター取引などで120億~140億ドル(1.3〜1.5兆円*今回の円安前)相当の市場規模があると推定されている。■物々交換ショップやイベントも たとえば、洋服を捨てないで再生する活動を進めている「原宿洋服再生プロジェクト」では、...
2022.04.26 23:16「おてつたび」という新経験地域で働き、出会い、経験を積む観光コロナ禍も一段落しレジャー観光需要も復活しつつあるが、新しい旅のスタイルが提案されている。おてつたび社(渋谷)の展開する「おてつたび」は、日本全国の農家や宿泊施設、地域の催事など、人手不足の現場でお手伝いをする旅だ。2018年の立ち上げ以来、現在は1万6000人が登録している。受け入れ側の事業者数も47都道府県で600に上り、日帰り旅から1か月の長期まで事業者の事情に応じた日数が設定可能。もちろん報酬付きだ。参加者の半数以上は大学生など20代。それまで知らなかった(行きたいとも思わなかった)地域の産業や地元民との交流経験こそが新鮮なのだろう。
2022.04.26 23:11「B印 MARKET」スタッフの共感力で売る個人商店サイトBEAMSが開設した新たなオンラインショップ「B印 MARKET」が話題だ。一言でいえばブランドサイト内の「個人商店」。バイヤー経歴があるスタッフや目利き力のあるスタッフ、特別ゲストが個人商店のオーナー(店主)となって商品を紹介していく。BEAMS商品だけではなく、自分で見つけてきたモノも取り扱う“パーソナルなセレクトショップ”ともいえる。並ぶ商品もアパレルからコスメ、雑貨、日用品、家電など個々でバラバラ、ページのデザインや商品説明内容にも共通点はない。徹底したプライベート&主観的な店づくりを通じ、ライフスタイルブランドとしての価値を際立たせている。
2022.04.26 23:06「キャメオ」サービス有名人から動画メッセージが届く“押し活”をさらに加速させる米国発のユニークなサービスが日本に上陸する。「Cameo(キャメオ)」は、誕生日や結婚祝いなどに、特別なメッセージ動画を好きな有名人に依頼、スマホなどに届くというサービス。米国では俳優やミュージシャン、アスリート、インフルエンサーなど約5万人の有名人が参加している。サービス開始から累計400万件を受注。料金は1本15~1000ドル(約1600円〜約11万円*今回の円安前)。アーティストやインフルエンサーによる「クリエーターエコノミー」経済圏が拡大しつつあるが、有名人とダイレクトにリンクする体験は貴重かもしれない。
2022.04.26 22:59自宅遊具が拡大子どものストレスや運動不足解消コロナ禍で休園、学級閉鎖が相次ぎ、リモート授業が常態化している中、自宅で子どものストレスをいかに解消させるかはなかなかの難問だ。日本トイザらスによると、室内や庭で簡易的に楽しめるトランポリンやジャングルジム、すべり台、折りたたみ鉄棒、木製ブランコ、高さ調節可能なバスケットゴール、テーブルを卓球台に早変わりできるネットセットなどが売れているという。子供のストレス解消という理由のほかに、体を動かして運動不足を予防する点も人気の一つという。また、リモート勤務の親たちも一緒に取り組めることから親子のふれあい効果も大きい。