2022.05.27 01:27AIによって社会課題を解決する ‘’ダイナミックプライシング“すでに航空業界やテーマパークなどでお馴染みの「変動料金制」。スマホ予約やAI活用などが一般化するにつれ、毎日の暮らしのすぐそばへと浸透しつつある。需給による価格変動は消費者だけでなく働く現場にも大きな変化を生んでいる。■スーパーの食品ロス対策に 食品ロス解決の方策として、大手スーパーの食品売り場にダイナミックプライシング導入の動きが目立つ。イオンリテールは2021年7月から、AIを使って適切な価格を決める「AIカカク」システムをイオンスタイル全店舗に導入した。これまで割引率は店員の経験で決められていたわけだが、総菜の在庫数に応じてAIが割引率を細かく変ええることで、閉店時までの売り切り率をアップさせているという。■自販機でも価格変動 店舗だけでなく自販...
2022.05.27 01:16全社員、週5日リアル出社ホンダの逆張り戦略の吉凶は?コロナ禍も峠を越えそうな昨今、テレワークかリアルか、多くの企業・社員が今後の働き方を模索する中、ホンダが全社員に向け、異例の通達を出した。5月以降、全社員対象で所属長が承認した場合を除き、原則週5日間すべてで出社を求める内容。企業理念ともいえる「三現主義」(現場、現実、現物)の本質に鑑みつつ変革期を勝ち抜いていくため、出社/対面(リアル)を基本にした働き方にシフトしていくというもの。トヨタ(名古屋)や日産(東京)での4月末時点での出社率は4割以下という中、ホンダの“真逆の決断”が吉と出るか凶と出るか、今後に注目したい。
2022.05.27 01:11「フラットガシャポン」レッドオーシャンを抜け出す平面アイテム機カプセルトイの最新機器「フラットガシャポン」(バンダイ)は、人気のアニメキャラクターが描かれた下敷きやクリアファイル、色紙、台紙付きのポスターなど、薄い平面状の商材を販売する。ハンドルを回すと上部の細長い隙間から徐々に出てくる商材を抜き取る仕組み。これまでの立体商材ではない点が特徴で、現在、全国約1500店舗に設置されている。商材価格はクリアファイルと下敷きが300円、色紙や台紙付きのポスターが500円などとなっている。カプセルトイ業界はすでにアイテム・機器ともに飽和市場となっており、カプセル販売ではない平面商材にチャレンジして差別化を図る試みだ。
2022.05.27 01:07おいしい「完全メシ」完全栄養バランス食を日常化これまでの完全食はいかにも人工的・ケミカル的で手を伸ばしづらかったが、日清食品「完全メシ」シリーズはその壁を打破し、おいしい日常食として登場。見た目やおいしさはそのままに、カロリーや塩分、糖質、脂質、たんぱく質などがコントロールされ、「日本人の食事摂取基準」で設定された33種類の栄養素をバランスよく摂取できるという。カップ麺(ラ王)、カップライス(カレーメシ)、スムージー、グラノーラのラインアップで、オンラインストア限定での発売。価格も300円台と手頃だ。「栄養バランスを考えるのがめんどくさい人に!」という生活者のインサイトに刺さるメッセージがうれしい。
2022.05.27 01:03「チェアリング」スタイルアウトドアでもチルアウトできますキャンプやBBQなどアウトドアレジャーも多様化しつつあるが、「チェアリング」という新スタイルが話題だ。「チェアリング」とは、公園や河原、海辺など自然の中にチェアを持っていき、気に入った場所にチェアを広げて座るだけのカンタンレジャー。テントやテーブルなども不要なので移動も便利、費用もかからない。最大の魅力は、自分が気に入った場所にパーソナルな空間を作り出せるという点だ。椅子に座って好きなだけ、季節の風や香り、自然の音や太陽の暖かさなどを体感できる。部屋のソファでは得られないアウトドア環境での「チルアウト」環境を速攻で味わえるのは大きな魅力だ。