2023.06.27 23:57MaaSを先駆ける? “タクシーDX“の使い心地最初の自動運転実装はタクシーであろうし、台数を減らすタクシーを効率よく使うためのアプリも好調だ。また、タブレットのボタン一つで行き届いたサービスを提供できるICTの仕組みも。タクシーを巡る移動DXの潮流が止まらない。■拡大するタクシー配車アプリ 需要減や運転手不足など厳しい経営環境の中、タクシー配車アプリだけは存在感を増しつつある。利用者数は2021年末に1110万人、2023年末には1573万人へ増加すると予想される。アプリ利用率は14.8%、非利用者のうち17%が3年以内の利用を検討中だという。“タクシーを探す、待つ”スタイルは消滅していくことになる。■タクシー自動運転サービス 日本では自動運転サービスの実証実験が始まったばかりだが、すでに米国では...
2023.06.27 23:54選び直せるギフトわたし、贈り物に失敗しないんです!拡大する“失敗したくない”志向が消費の枷となっているとしたら、もうその杞憂は必要ない。オンラインギフトサービス「GIFTFUL」は、受け取り手がギフトの選び直しができる。そのまま受け取るか、同価格以下のギフト候補から本当にもらって嬉しいアイテムを選び直せる。「もう持っていた」「欲しいものじゃなかった」といったギフト選びのミスマッチを防止するとともに、受け取った人がどのような商品に選び直したかも確認できる機能もある。さらに、受取手続きがされない限り、支払いは発生しない。相手との関係の行く末は別として、金銭的負担はなく、確かに失敗を恐れなくてよいサービスだ。
2023.06.27 23:47トイレ広告の浸透ほっと落ち着く個室に追いかけ広告タクシー車内やエレベーター内のサイネージ広告が拡大している中、究極のプライベート空間・トイレにも広告は進出している。トイレ広告事業はここ3年で急速に立ち上がり、主な会社の合計で1万6000個室を超えたという。トイレ広告のメリットは、顧客の性別が確実にわかる、設置する店やオフィスビルで利用者の年収レベルもわかるといった点だ。具体的には、洗面スペースや個室内でのサイネージ、トイレットぺーパーへの広告刷り込み、化粧室ミラーへのシール広告など多彩だ。情報量がミニマムであることで落ち着く空間に、広告がどこまで浸透するかに注目したい。
2023.06.27 23:43「AITuber」ChatGPTがアバターコミュニケーションする生成型AIを用いて作成されたアバターが主体となってコミュニケーションしてくれる「AITuber(またはAIVTuber)」が話題だ。視聴者とのジョークを交えた対話だけでなく、ゲームプレイや歌唱などに加え、画像の閲覧や音声返答など多機能な活動を展開できる。代表的なAITuber「Neuro-sama」は著名な音楽ゲームで名だたるプレイヤーに勝利するほどの高いレベルでプレイできる。また、育成型AIVtuber「ペロリ」は、ChatGPTを活用し、視聴者が動画内に投稿するコメント内容を学習し会話の精度を上げていくことが可能。萌えキャラなのにヒトより優秀というギャップも楽し?
2023.06.27 23:39「友達体感カフェ」ため口をききあうことでの友達体験“新しい顧客体験”の提供が喧伝されるご時勢だが、突き抜けたコンセプトの飲食店が現れた。「友達がやってるカフェ/バー」(原宿)は、店員が友達として接客する店。利用客は、「やあ、来てくれたんだ!」など初対面の店員から友達のようにため口で話しかけられる。店名の通り、友達のバイト先に遊びに行っているような感覚を楽しめるというわけだ。また、「いつも飲んでるやつ」と頼むと、「あ、〇〇ね」と勝手にメニューを決められるのもまた楽しいとか。この体験のキモは、客自身も友達として「久しぶり!」とため口で答える(演技する)ことにある。店舗と顧客の目線が同じ高さになる新しい顧客体験だ。