2023.10.29 02:44アナログ感覚は捨てられない “ ハイブリッドDX “な体験価値猫も杓子もDXだ、AIだと騒がしいが、エンタメとしての消費体験には、アナログチックな感覚や演出は不可欠なものだ。本を選ぶのもお寿司を注文するのも、液晶パネルでワンタッチ完了では味気ないし楽しくない・・・だって人間だもの。■進展するDX社会 政府の推進する重点施策の一つでもあり、新規事業開発や人手不足への対応に欠かせないDXだが、DXに取り組んでいる大企業は66.0%、中小企業は40.6%となっている(東京商工リサーチ調べ)。スマホ完結型サービスや店舗の全自動レジの例でも明らかなように、世の中は効率最優先のデジタル一辺倒に“進化”していく勢いだ。しかし一方で、接客サービス業の一角では、一味違った取り組みが模索され始めている。■“中の人”が対応する書店員ア...
2023.10.29 02:39生成AIは“活用”フェイズに2割の企業が生成AIを日常的に活用生成Aiは、チャット形式でやり取りするスタイルがおなじみだが、産業用に自社の既存システムにその機能を組み込むこともできる。スタートアップのエクサウィザーズ社が実施したアンケートによると、セミナー参加企業368社というバイアスはあるものの、ChatGPTなど生成AI「を「業務にに日常的に取り入れている」企業が約20%と、半年前の約7%から大幅に増加。「時々使用している」を合わせると約6割に上った。「試していない」企業は1割弱にとどまる。企業にとって、生成AIは「導入する」から「活用する」フェイズへ急速に移りつつあることを示している。
2023.10.29 02:36「公式な下取り」サービスブランド自身が保証する中古品売買メルカリやセカンドストリートなど中古品流通市場は活況を呈しているが、斬新な仕組みが登場した。スタートアップのFree Standard(フリースタンダード)社は、メーカーの公式ECサイトでユーザーから自社商品を下取りし、中古品としてリセールするシステムを提供。消費者は各ブランドの公式ECサイトにある「下取り」ボタンを押し申請するだけ。自宅に届いた宅配キットに商品を入れて返送すれば、下取り価格に相当するギフトカードなどを受け取れる。 ブランド側はノータッチでいいし、消費者も自身でリユースサイトにアップし発送するなどの面倒もない。ブランドによって保証された安心感もあるというわけだ。
2023.10.29 02:28「グミニケーション」新商品グミが生む新たなバズり富士経済によると、2011年に289億円だったグミキャンディ市場が2023年には587億円になると予測。10年間で約2倍に伸長、ガム市場を上回ったと言われている。市場をけん引しているのはハード系グミだが、最近は新顔グミがSNSで話題だ。「マロッシュ」(カンロ)は、グミなのかマシュマロなのかわからない新食感が人気。韓国発の「地球グミ」は、青くて丸い形で、大陸の模様が描かれた透明プラケースに入っている。その見た目のインパクトが“映える”と好評とか。 若年女性層を中心に、多彩なグミを題材としてSNSでバズるコミュニケーション圏が生まれている。
2023.10.29 02:22セルフ・ディフェンスの時代将来不安に備え、少額投資で自己防衛三井住友カードが実施した調査によると、20代の約3割が投資をしており、「近いうちに始めたい」意向も3割に上るという。毎月の投資額は「3万円以上5万円未満」がもっとも多いが、1万円未満の少額投資の割合も35%となっている。ニッセイアセットマネジメントの調べでも同様に、20~30代の35%がNISAを「現在やっている」、「関心はある」が43%という結果だ。NISAやiDeCoなどは、少額からこつこつと取り組め、税制優遇も受けられるメリットも大きいが、やはり、現在の社会・生活不安に備え、「将来の資金を準備したい」という自己防衛意識が後押ししているのだろう。