2024.02.29 01:12盗難なんかには挫けない “無人販売店舗“の増殖ワイドショーをにぎわす冷凍餃子無人販売店からの盗難動画。そのようなリスクを補って余りあるメリットが、全国で多種多様な無人販売店舗を拡大させているようだ。人手不足、運営コスト高騰など、小売店を取り巻く環境は実に厳しい。■急拡大する無人販売店舗数 無人販売は、蜜を避けるコロナ禍が生んだビジネスモデルだ。帝国DBによると、餃子の無人販売店は2022年度に1282店舗となり、2020年度の約10倍に拡大したという。事実、最大手の「餃子の雪松」は2019年17店が2023年には430店と急成長した。■販売食品も多種多様に 餃子を手始めに、現在ではラーメン、肉、ホルモン、焼き芋などの食品が無人で販売されている。また、スイーツの無人販売店「24(トゥエンティフォー)...
2024.02.29 01:04罠のシェアリングサービス居ながらにして漁師体験とジビエ肉が手に入る猟師の減少によって、野生の猪や鹿が跳梁跋扈、生態系や農林業に大きな影響が出ている。その打開策の一助となるか、捕獲用の罠シェアリングサービス「罠ブラザーズ」(長野県上田市・山学ギルド)が注目されている。罠の所有権を購入し、その罠で鹿が捕れたら鹿肉として還元される仕組み。0日間限定で所有権(税込2万2000円)を購入し、罠を仕掛けるエリアも指定できる。猟師の活動に関するさまざまな情報をオーナー・コミュニティで共有、鹿の肉も分配される。都会に居ながら、狩猟を疑似体験でき、生態系保護という社会的意義にも貢献できるというわけだ。
2024.02.29 01:00ホントの全自動スーパーAiが購入コンサル、レジを済まし配達も手配近所のスーパーでもセルフレジが当たり前になったが、米国Walmartのアプリはショッピングプロセスの全自動化を実現した。店舗内の顧客に対して、普段その顧客が購入する商品がカートに入っていない場合にリマインドをしてくれる。また、カート内の商品を自動で認識してアプリで自動決済も可能。さらに、定期購入品に関しては、各商品の消費の早さなどに関する変化をAIが検知し、補充時期を見定め自動購入してくれる。おまけに、購入した商品を担当者が自宅の冷蔵庫や棚まで届けてくれるサービスも導入。もう、諸費者のやることはほとんど残っていない。
2024.02.29 00:57「味覚データ」で商品開発感性データからパーソナライズ商品を生む消費者の食嗜好の多様化、食のパーソナライズ化も進んでいる中、伊藤忠商事は関連会社が開発した味覚の嗜好性診断を活用した「食のパーソナライズド・レコメンデーション機能」の提供を開始した。小売企業や食品メーカーは、同機能を自社ECサイトやアプリに導入することで、消費者の嗜好性データに基づいて、個人に最適な商品を提案することが可能になるという。同社では、2021年に商品の味覚情報と年齢や性別など顧客毎の購買情報を掛け合わせたDB「FOODATA」の提供を開始しており、今後さらに食品企業の商品企画・開発プロセスにおけるデータの有効活用支援を強化していく。
2024.02.29 00:51オフィス“パートナー”という発想木を取り入れた居心地よいオフィス家具内田洋行は、デザイン会社や木製家具大手と共同開発したオフィス家具「ELMAR(エルマー)」を発売した。この新ブランドは、木の質感や手触りによって、豊かで心地よい空間づくりをサポートするほか、執務室以外のラウンジやカフェなどにも対応できるという。開発者は、これまで“器具的”な扱いであったオフィスチェアを“共に長い時間を過ごす”パートナー“、“家具”と位置づけ、各素材の特性を生かし、身体の預け方に応じて、素材がねじれ、たわみながら快適に受けとめるしなやかなチェアを実現したという。働き方改革と歩調を合わせたオフィス環境改革だ。