2024.09.28 00:48都市で遊び、競う “ アーバンスポーツ “の急回転若者のスポーツ離れが世界的に懸念されているという。ゆえに、東京五輪ではスケートボードやサーフィン、クライミング、BMXなどが採用された。都市環境をうまく遊び、細かな凄ワザを競い合う新スポーツの魅力に多くの生活者が魅了される。■スポーツの原点として アーバンスポーツには、スポーツの持つ自由さと楽しさを満喫する、競技者にも観客にもスポーツの原点を呼び起こす魅力がある。優劣を競うものでなく、自らも仲間も観客も等しく楽しさを分かち合う。だからこそ、競技者は国籍に関係なく互いを称え合うのだ。主な種目としては、ボルダリング、BMX、スラックライン、パルクール、トランポリン、スケートボード、バスケ3×3などがある。国内競技者人口は約3000人、愛好者人口は約50万人...
2024.09.28 00:42「自己推薦ロボ」五感訴求で自ら販促するロボットサイバーエージェント社は、商品が自ら動いて販促活動を行う「自己推薦ロボット」を開発。これは、棚の商品が動く・話しかけるなどのライブなアクションをし、商品のベネフィットアピールする仕組み。商品自らが客への声がけを行い、立ち止まると自分自身の宣伝を始めるというわけだ。実証実験・テスト販売では、来店客の立ち止まり率が2.14倍増加、販売率が6.67倍増加した事例や、棚前の滞在時間が1.22倍、商品の手に取り率が1.81倍増加した事例もあったという。POPや液晶画面での告知がメインだった店頭プロモーションも大きく変身する契機となるかもしれない。
2024.09.28 00:36「短時間正社員」正社員同様の保障で雇用の安定に寄与多様な働き方が広がっている中、「短時間正社員制度」が徐々に浸透しつつある。育児・介護と仕事を両立したい、決まった日時だけ働きたい、定年後も働き続けたいといったさまざまなニーズに応えるため、勤務時間や勤務日数をフルタイム正社員よりも短くしながら活躍してもらうための仕組みだ。厚労省では、①期間の定めのない労働契約を締結している、②給与や賞与・退職金などの算定方法が同種のフルタイム正社員と同等であることをその与件としている。非正規な労働環境が蔓延する中、順調な拡大は困難そうだが、働き方改革の選択肢が増えそうだ。
2024.09.28 00:31「位置シェアラー」相手の位置情報を知ることで生まれるシン関係Z世代を中心に広がりつつある位置情報のシェアリング。お互いの位置情報を共有することで生まれる新たなつながり方が注目されている。博報堂と位置情報共有サービス会社による調査では、10代の約4人に1人が位置情報共有アプリの利用経験があり、年代が低いほど広がっているという。利用理由としては、待ち合わせのときに相手の現在位置がわかりストレスがない、互いにタイパよく行動できるといった実用面や、相手に気にかけてもらえる喜びといった情緒面、さらには予定にない偶発的な出会いが生まれるといった効能も評価されている。自他の距離感、プライベート感が進化している?
2024.09.28 00:26「PTAアウトソーシング」多忙な父兄、面倒ごとはカネで解決近年、全国でPTAの解散が続いているという。ボランティアでさまざまな活動の手伝いをする、通学路の見守りをするなどの負担が、多忙な共働き世帯の敬遠を生み、コロナ禍も追い打ちをかけたようだ。そんな市場に参入したのが、近畿日本ツーリストの「PTA業務アウトソーシングサービス」だ。PTA広報誌の制作・封入発送、WEBサイト作成、行事・ジムへの人材派遣、イベント企画・運営など実に幅広い。「負担を減らしたい」、「嫌々ながらやっている」といった父兄のストレス軽減ニーズをとらえたものだ。PTAや団地自治会などの業務外部化も一定理解できるが、地域のつながりという視点からはどうなのか。