持ち続けたくなるリターナブル容器をきっかけに
国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)に基づき、日本でも「Loop(ループ)」プロジェクトが2021年に始動する。大手消費財メーカーやスーパーなど22社が参加し、容器のリユースに取り組む。プロジェクトの眼目は、これまでの容器回収・再利用という社会システム的な取り組みではなく、何回も使い回すための頑丈なステンレスやガラス素材を用い、人に自慢したくなる個性的なデザインを採用したこと。素敵な容器欲しさに使い始めると、捨てられなくなる。自然な形で暮らしがサステナブルになるわけだ。正直、面倒さも感じる容器リユースだが、消費者の愛着心に訴える試みがSDGsを一歩前進させる。
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