「押し活」エコノミー

アイドルやキャラクターを「応援」する

 Z世代の間で、自分が愛好するアニメキャラクターやアイドル、声優などを、消費を通じて応援する「推し活」が浸透しつつある。ある調査では、回答者の96.3%が「押しがいる」とし、「2人以上いる」との回答が76.1%となった。別のより大規模調査でも、「推し活」実行者は35.6%。「押し」の対象は、アイドルのほか、インフルエンサーやアニメキャラクターなど対象は多岐にわたる。直近1ヶ月の金額は、約半数が3000円以であり、「1万円以上使いたい」意向者も約3割にのぼる。これまでのコレクション志向のオタク的消費と異なるのは、「押し」対象を「応援」する意識が高いことだ。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。