「陸上養殖」という新発想

駐車場1台分コンテナで誰でも養殖

マグロやサンマ、ウナギ・・・漁業資源はどれも供給不安定で先細りの気配が濃い。小型・分散型閉鎖循環式陸上養殖システム「ARK」は、駐車場1台分(9.99㎡)ほどのスペースで設置可能なコンテナ型の陸上養殖ユニットだ。たとえば、約2~3か月のスパンで最大数千尾のバナメイエビを生産できるという。漁業従事者は直近20年で35%も従事者人口が減少し、高齢化と後継者不足が深刻だ。どこででも誰でもサステナブルな養殖ができるため、漁業資源の確保にも貢献することができる。小型・分散ネットワークで漁業再興を願いたい。

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