シュリンク続けるテレビ広告

ネット広告は3兆円超に

電通調査によると、2022年の日本の総広告費が前年比4.4%増の7兆1021億円。2007年の7兆191億円を超え、過去最高となった。内訳をみると、制作費やECなどを含めたインターネット広告が前年比14.3%増で3兆円の大台に乗った。一方、4マスメディアは、テレビが前年比2%減の1兆8019億円、新聞が3.1%減の3697億円、雑誌が6.9%減の1140億円、ラジオが2.1%増の1129億円と全般にシュリンク基調だ。テレビ広告は2014年を境に長期的に下降トレンドにあり、これとは逆に上昇を続けているのがインターネット広告だ。テレビのサバイバル戦略が待たれる。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。