拡がる廃棄野菜の賢い有効利用
天候不順による野菜の高騰を嘆く声は大きいが、その一方で、規格外で廃棄される野菜も膨大だ。 「おやさいクレヨン」(mizuiro)は、形や大きさで規格外とされた野菜を色素原料として活用する。油分は米由来のワックスを使う。すべて食品を原料としているため、子どもが誤ってなめたりしても安全という。海苔みたいに野菜を食べられる野菜シート「ベジート」(アイル)も廃棄野菜が原料だ。くるくるっと具材を包めて彩り豊かで楽しい。さらに、長期的な保存が効き、簡単に野菜が摂れるメリットもある。「もったいない」精神のビジネス化の動きは、エコライフ志向の高まりとともに今後も有望な領域である。
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