生き方にもリコメンドが必要な時代
「おじさん」といえば、臭い・脂ぎってる・貧相なイメージで毛嫌いされてきた存在だったが、最近、20-30代女性に歓迎されている節がある。人生を語る『パリのすてきなおじさん』(柏書房)は、半年で2万5000部の漫画本。また、エッセー『おじさん酒場』(亜紀書房)も好調で、いすれも6割ほどの購入者が若年女性層だという。多様な生きさまを参考にしたり、酒の飲み方を学んだりと、おじさんに共感し、親しみを覚えているようだ。ショッピングやグルメのリコメンドはすでに不可欠な情報となっているが、生き方にも何かしらのリコメンドが必要となっている時代なのかもしれない。
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