賞味期限迫る商品購入でポイント付与
ローソンが先行する形で、コンビニの実質的値引きシステムの検証がスタートした。朝・昼に納品される対象商品にベンダー工場でシールを貼り、自社カード(Pontaなど)会員が夕方以降にその商品を購入すると、100円につき5ポイントが付与される。賞味期限の近づいた商品を手に取りやすくすることで、批判の多かったコンビニの食品廃棄(コストはオーナー負担)に対応する試みだ。食品ロスは世界で約13億トン、日本で643万トン発生していると推計されており、深刻な社会問題となっている。遅きに失した感も強いが、コンビニの企業価値をさらに押し上げるだろう。
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