超早期リタイア、「FIRE」という選択

倹約努力と投資スキルで30代リタイア

日本では働き方改革への取り組みが熱いが、欧米では、20-30代の超早期リタイアなスタイルが拡大中。「FIRE」(The Financial Independence, Retire Early:経済的に自立した早期リタイア)の動きは、米国発で英国でも実践され始めたという。ただし、この途はとても険しい。働いているうちに、極度の倹約とシビアな投資行動による「貯え」」が必要。一般的に、年間支出額の25倍といわれる。日本では、共働きでケチケチ生活に耐え、一方で資産運用に励み、リタイア時には最低でも7000万円程度は必要か。リタイア後も生活費の安いエリアで暮らす。「自由」の価格はそれなりに高額というわけだ。


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